電装リビルトについて

オルタネーターとは、いわゆる自動車の電気を作る発電機です。近年の車の故障原因の60～70%は電気系統といわれており、その中でも、オルタネーターの故障は、バッテリーの故障の症状と類似しているため間違われることもあります。

高いバッテリーを交換したのに、「まだ調子が悪い」など、そんな時にはオルタネーターの故障の疑いがあります。堺電機製作所では、このオルタネーターをひとつづつ、リビルト品としてお客様の車種・ニーズに合わせて製作しております。

スターターとは、いわゆるセル・モーターで、車にエンジンをかける際に真っ先に始動する部分です。他に問題がなくても、ここにトラブルがあると車は始動しません。

一般に、バッテリーに蓄積された電気を使ってスターターを回すので、バッテリーが弱っていたり上がっていたりしていると、スターターのかかりが悪い・反応が無いなどの症状が出ます。イグニッションを回しても、エンジンがかからずスターターが空回りしたり、２～３回まわって反応が無くなったりする場合は、スターター不良の疑いがあります。

堺電機製作所では、リビルト品の取り付けの際、例えばリングギアとの噛み合い不良によるギアの滑り、キースイッチの不良によるオーバーランというような、スターターだけの問題ではない不調も併せて確認し、その他の不調原因を特定し、お客様のお車をトータルにサポートします。